一期一会

年間新しく出版される書物の数は、実に7万点以上だとか。
本というのは一度買いそびれると、よほど売れているもの・スタンダード化したものでない限り、店頭で再会するのが困難だったりする。出会った時に平積みだった本も、売り場が変わったら沢山の本の中に紛れてしまうし、また探す気力も、二度目には得てして失われている。あと、内容は何となく覚えてるんだけど、タイトルをすっかり忘れていて探そうにも探せない、なんてこともありがちだ。
ずいぶん損したような気になる機会が年々増えていたので、このところ「店頭での出会い」を大切にしている。ビビビブブブと来るものがあったら、なるべく買っておくようにした。
次々買うのはいいがゆっくり読む時間が取れなかったりして、その結果、数冊を同時スロー進行&順番待ちが溜まりまくりの事態に陥っているけども、それはそれで悪くない。
まぁ偉そうに言っても、俺の読む本の数なんてホントたかが知れてんだけど。ミステリ7割だし。