黄猿

俺って日本人だなぁと思う瞬間。
ニュースなんかで英文の和訳記事を読むと、その気取った(ように思える)書き回しにちょっとゲンナリする。アチラ独特の持って回った言い方ってあるじゃないですか。スッと真っすぐには言わない、みたいなヤツ。それは別にいいんですけども、ただ、「情報」を伝える時にオサレな言い方は必要ねんだよ〜、なんていちいち思ってしまう。
例えばこんな書き出し。「米国のビジネスマンにとって有害なのは、世界で最も有名なことわざのひとつかも知れないーーー有力なシンクタンクがこのほど、勤務時間帯における就労者の心理的推移をレポートした。(改行)我々にとって重要なのは……」みたいなの。ちなみにそんなわけのわからん記事はありませんけどね。
まぁ例文は適当なんでアレですけど。とにかく、はじめの2、3行では記事の全容がわかんない場合が多いわけですよ。…多いよね? どういう話題なのかこちとら早く情報を得たいのに、グダグダとした書き手の自己陶酔に付き合わされる気になる、っていう。
まぁ、文化ですからね。向こうの人にとっちゃ、なんてこたない話なんでしょうけど。当然、フィルターの通し方(和訳の仕方)が悪い、って場合もあるだろうし。でもなんせ、俺みたいなイエローモンキーには読みづらい。だから何だよ、と言われたら、どうもこうもないんですけどね。ラーメン食いたいです。