雨唄

 前にもどこかで書いたけど、雨の日になると心に流れるメロディーは、ほぼ決まって「雨音はショパンの調べ」だ。ガゼボの原曲でなく、小林麻美によるカバーのほう。
 同時に浮かんで来るのが、幼い頃、雨の日になると車庫(親父の手製)に座を構えてスケッチしていた、何の変哲もない自宅前の景色。俺にとっては、あれこそが「雨の原風景」だ。
 なんて、雨の日には少々センチにもさせられたりして。雨はいつも鬱陶しいものだけど、そういう一面は嫌いじゃない。
 皆さんにとっての雨唄は何ですか? そして原風景は。