這々

某所で人と会った後、ふと思い立って、自宅まで歩いて帰ることにしたんですね。かなりの距離があるのは分かってたんですけど、たまにはやってみるか、と。
行き倒れるかと思いました。最後もう、ほとんど足を引きずってました。幾度も「タクシー」と言う名の夢列車に飛び乗りそうになりながら、それでもどうにか家に辿り着いた俺の心は、一抹の達成感で満たされたものです。
帰宅後、「やったった。俺、頑張った。これは30kmぐらい歩いたんじゃないか」なんて思って地図で調べたら、14km程度だったと知り、大いなる敗北感に打ちひしがれたものです。マジかよ俺! 何この想像を超えた疲弊っぷり? っていう。
24時間テレビのマラソンかなんかを見て「あんなモン、100kmぐらいならちょっと気合い入れりゃ頑張れるっしょ」などと正直考えてましたが、今後は意識を改めようと思います。ごめんなさウィ。
(あと、疲労と衰弱の中、スタジオから「頑張って!」なんてしきりに言われたり、「♪負けないで〜」なんて合唱が中継車から漏れ聴こえてきたりしたら、実際かなりイラつくだろうなぁ、とヘロヘロになりながら思った。笑)