もやせる2 

 もうかなり前の話だけど、こんなことを書いた。コンビニの外に設置してあるゴミ箱の表記について、「もえるゴミ」が「もやせるゴミ」になっているところがある、というもの。 
 不燃物の処理問題への施策だろうかと推察していたのだけど、果たしてその通りであるらしい。先日「ニュースZERO」でゴミ問題の特集をやっていたが、それによると、東京では最近、これまで「燃えないゴミ」として分類していた、一部プラスチックゴミなども「燃やせるゴミ」として実際に焼却しているようなのだ。東京湾の埋め立て地(処分場)をこれ以上増やすのは、地理上、また船の停泊の関係上、限界なのだそうだ。技術を刷新し、ダイオキシンなど有害な物質が発生しない(しにくい?)焼却システムを導入した現在、燃やせるものはなるべく燃やそうという傾向あるという。コンビニのあれ、単に表現を変えただけではなかったのだなぁ。
 しかし何と言うか、そうした方針の周知が徹底してないんじゃ人々の意識は変わらず、あまり意味がない気がする。それとも今はまだビビって、そこまで積極的に「もう燃えるゴミに分別しちゃっていいんだぜ、色々!」とは言いづらいのだろうか、当局は。
 何はともあれ。個人レベルでも努力している人は現にいるわけで、自分も意識を高めていかなきゃいかんなと。それだけじゃ。じゃあの。